10) スケジュールタスク

スケジュールタスクとは

「スケジュールタスク」は、専用サーバで設定可能なcronのような、自動起動の設定をスケジューリングする事ができる便利な機能です。

ご利用においては、ある程度「cron」設定方法に関する知識が必要となります。
cron とは決められた時間にプログラムを実行する (プログラムのスケジューリング)デーモンです。
cron を使用することで、例えば毎日22時に特定のプログラムを実行するなどの処理が可能です。

「スケジュールタスク」が利用可能なのは、マスターユーザでログインした場合のみとなっております。



スケジュールタスクの利用方法

「スケジュールタスク」は、「アカウント情報」の中にあります。



「アカウント情報」のメニュー画面に、「スケジュールタスク」のタブがあります。



「スケジュールタスク」のタブをクリックすると、以下「スケジュールタスク」の設定画面が表示されます。



新規タスクの追加

新規に「スケジュールタスク」を追加する場合、以下の「新しいタスク作成」ボタンを押してください。



以下のような作成タスクの設定画面が表示されます。


以下のように項目を入力/選択してスケジュールタスクを作成してください。

新しいタスク生成:

この欄には、作成するタスクの名前を設定してください。実行させるコマンドの説明などを、例えば「For DISK USE」など。
日本語を設定すると文字化けする可能性がございますので、ご注意ください。

既存タスクを選択:

既にタスクを生成している場合は、そのタスクを選択し、編集する事ができます。
タスクを初めて作成する場合、この欄から選択できるものはありません。

時間の選択:

設定するコマンドの実行時間を設定します。
例えば、「毎週日曜日の午前2時に実行」の場合、


上記のように、「時間単位=AM2時」「週単位=日曜日」と2カ所選択します。
このように、複数の時間設定を組み合わせる事で、定期的な実行設定を行うことが可能です。

次の「テンプレートの選択:」は、選択されないようにしてください。
上記の時間設定が無効となってしまいます。
チェックがはずれている事を確認してください。

起動させる時間を設定したら、実行させるコマンドを設定します。

コマンド:

実行させるコマンドを入力します。
cronでコマンドを実行させる為には、その実行コマンドを設定します。
例えば、あるperlプログラムを実行させたいのであれば、そのperlプログラムが設置されている場所を指定し、または一般的なUNIXコマンドを実行させたいのであれば、そのUNIXコマンドを設定します。

ご利用中のONE+Rサーバにつきましては、システム上位部分を共有している共有サーバとして設計されております。
その為、全てのUNIXコマンドがご利用可能ではございません。
プログラムを指定して動作する場合につきましても、専用サーバ同様の結果を保障できるものではありませんので、その旨ご了承頂けますようお願いいたします。
また、ご利用希望のスケジュールタスクの設定方法につきましては、弊社で全てをご案内する事はできません。
弊社でお薦めさせて頂いている利用方法は、このページでご案内している「定期的なディスク容量確認」の設定とさせて頂いております。
それ以外の利用方法については、動作保証を行う事はできませんので、ご了承頂けますようお願いいたします。


以下の例では、「毎週日曜日」「午前2時」に「quota(容量確認)」のコマンドを実行する例の設定画面になります。




実行結果の出力

「スケジュールタスク」では、指定したコマンドの実行結果を任意のメールアドレス宛に送信する事が可能です。

この設定、実行したコマンドが何らかの実行結果を出力する場合にのみ有効です。


作成した「スケジュールタスク」が保存されると、以下の画面のように、設定状況が表示されるようになります。
この画面で、以下の図のように「動作結果の送信先メールアドレス」の欄にメールアドレスを入力し、「設定」ボタンを押すと、設定した「スケジュールタスク」の実行結果の出力内容が、指定したメールアドレス宛に送信されてきます。


定期的なディスク容量確認を設定する

ONE+Rサーバは、アクセスログが自動的に蓄積保存されますので、放置しますとディスク容量の圧迫を招きます。
その為、ご利用サーバのディスク容量を定期的にチェックされる事をお薦めいたします。
ディスク容量のチェックは、コントロールパネル上からも可能ですが(「09) ディスク容量の確認」)、ディスク容量が定期的にメールで配信されてくるのは、非常に有効な確認方法です。
以下の例では、毎週月曜日の午前1時にディスク容量確認コマンドの「quota」の実行結果がメール配信されてくる為の設定方法になります。

新しいタスク生成  :  (任意) 例:ディスク容量チェック等
※ここで設定する内容はメールの件名ではありません。
時間の選択  :  「時間単位」を「AM1」
「週単位」を「日曜日」
コマンド : quota


上記の設定を行うと、指定メールアドレス宛に、毎週日曜日午前1時に、quotaコマンドを実行した結果が送信されてきます。
以下のような形でメールが送信されます。

差出人:マスターユーザID@ドメイン名 (Cron Daemon)
宛先:(設定メールアドレス)

件名:Cron <マスターユーザID> quota

本文
Disk quotas for user マスターユーザID (uid 9003):
Filesystem usage quota limit grace files quota limit grace
/usr 53403 1024000 1126400 8671 200000 210000

上記のような形で、quotaコマンドの出力結果が送信されてきます。
上記では「53403Byte(=約52MB)」が利用ディスク容量になります。

quotaコマンドの出力結果の詳細な見方については、以下をご参照ください。
左から以下のようになります。

Filesystem = /backup ではなく、/usr の領域を調べています。
usage = 現在使用しているディスク容量が Byte で表示されます。
quota = ディスク容量の上限が Byte で表示されます。スタンダードプランの場合 ディスク容量は 400 MB ですので 400 MB × 1024 Byte = 409,600 Byteになります。
limit = 409,600 Byte × 1.1 = 450,560 Byte となりますので、40,960Byte の容量を上限を越えて一時的に使用することが可能です。
grace = Quota(ディスク容量の上限)に達してしまった場合、Quota の 10% 分の容量を上限を越えて一時的(最大1週間)に使用することが可能ですが、その利用できる期間を表します。上記の例では上限に達していないため何も表示されていませんが、上限に達した場合 7 Days のように利用できる残りの日数が表示されます。
files = 使用しているファイル数を表します。
quota = 1MBあたり200ファイルを使用することができますのでスタンダードプランでは、200 ファイル × 400 MB = 80,000ファイルを使用することができます。
grace = ディスク容量と同様、ファイル数が上限に達してしまった場合でも 最大1週間、ファイル数の上限の 5 % 分のファイルを使用することが可能です。
スタンダードプランでは 80,000 × 1.05 = 84,000ファイルとなりますので、4000 ファイルを 上限を越えて一時的に使用することか可能です。